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函館の楽しみ [酒と料理]

先日函館に出張したが、あいにくの雨で百万ドルの夜景(死語?)を見ることはできなかった。

せっかくなので、新鮮な魚を看板にしている手頃な店をホテルで教えてもらい、夕食に出かけることに。雨天のせいか街は静まりかえっていたが、このお店は混雑していた。

隣の客席のホッケがあまりにおいしそうだったので、ホッケとイカの刺身を頂く。北海道のホッケは本州のものとは異なり美味である。以前、札幌のある店でキンキを頼んだら、生まれて初めて「骨までしゃぶる」という言葉の意味を学んだ。高いレッスンだったがこれも勉強。

何か変わったものはないかとお品書きを見ると、ラムの串焼きがあったので北海道らしいと思い注文してみる。ラムは結構値段が高いという印象があったが、手頃な価格でありながらも、おいしいものであった。

注文したお酒は地元の辛口で、刺身や焼き魚によく合う酒で合格である。

さて、酒のあとはラーメンが定番だが、この店のお隣には老夫婦がやっておられる函館ラーメンのお店があった。塩ラーメンの美味しさに生まれて初めて目醒める。
この店は、玄関のいじけた猫が目印だ。お店のご主人によると、エサをやったら居座りついたとのこと。

hakodate_dish.jpg
(お店の迷惑にならないように、イラストにしてあります)

函館は市電に乗れるのも楽しみの一つだ。市電に乗ってのんびりとするのもいいだろう。
下の写真の正面に見えるのが函館市電である。
市電は車両が細い。乗ってみるとなんともいえない趣きがある。

hakodate_train1.jpg
函館市交通局

街がどのようにして自分を紹介しているのか興味があるので、タウン誌を購入してみた。
函館を紹介するジャム函館である。美味しそうな店の情報が満載されていた。
「小いけカレー」も表紙に載っており、永久保存版の言葉に乗って250円を支払う。

hakodate_journal.jpg
雑誌のサイト(ハコイチ)

さて今回の函館土産は?
ホテルの前にあったコンビにの女性スタッフに、土産には何がいいのか聞いてみた。彼女は「牧家の白いプリン」をアピール(なんと、コンビニにも置いてあった)。一見ゆで卵。少し変わっていて面白そうだったので、「牧家の白いプリン」を購入。

これは爪楊枝で弾けるので子は喜ぶであろう。味のほうは予想外(?)に美味しく、その後も、生協で追加購入することに。確認してみたら、インターネットでも購入できそうだ。



ご当地カレーが好きなので、函館空港のショップスタッフに、昔(子供の頃)からあるカレーは何かと聞いてみた。彼女から「小いけカレー」(明治23年創業)を古くからある辛いカレーだと紹介してもらい購入(これは2-3人前)。食べてみると確かにこれは確かに辛かった。その点では合格だか、少しさっぱりした味で、もう少しコクが欲しいと感じた。

かつてインドを植民地としていた英国のロンドンに、インド人が経営するとても美味しい店があり、私が好きなあるカレーは口の中でモグモグするだけで美味しさで気を失いそうになる。その記憶があるので、コクには若干うるさいのかも。「小いけカレー」は長年多くの方に親しまれた味なのだろうから、これは単に好みの問題だろう。
いずれにしても各地のカレーはそれぞれ特徴があり面白い。




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