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パーキンソン病のリスク因子GBA? [ちょいとオミックスな話題]

091022日経夕刊によると、東大とNHIのグループは、パーキンソン病の発症リスクを高める遺伝子を見出したとのこと。

New England Journal of Medicine 361, 1651-1661 (2009)

遺伝子はGBA (glucocerebrosidase) 、糖脂質の代謝酵素だ。この遺伝子はGaucher Disease(ゴーシェ病) の原因遺伝子として知られているもの。

パーキンソン病の発症リスクを高めるGBA遺伝子上の変異と、病気との関連はこれからの研究だ。このような病気と原因遺伝子の関連が一見わからない場合のアプローチとして、オミックス的な視点での研究展開が楽しみだ。


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