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難病筋萎縮性側索硬化症ALSの原因遺伝子 [ふーん なるほどサイエンス]

徳島大の梶龍兒教授らと広島大の川上秀史教授らが、難病筋萎縮性側索硬化症ALSの原因遺伝子の解明に成功したようだ。

遺伝子はオプチニューリンOPTNと呼ばれるもので、NFkB(エヌエフカッパービー)と呼ばれる蛋白質の活性化に関与するらしい。ずいぶん昔のことだが、私達もこのNFkBの機能を修飾するキナーゼと呼ばれる酵素を研究しており(同定して特許も取得)、身近なところにこの難病へのヒントがあったことを知りサイエンスの不思議を感じている。

ただNFkBは幅広く全身で働いている蛋白質なので、副作用をなるべく抑えて、ALSの患者さんにために効果があるお薬をどうすれば作れるか、というとことが今後の大きな課題だと思う。

苦しむ患者さんのために、早く次のステップに。

NHKのニュース

読売新聞のニュース

Nature
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