フランス留学フェアに参加 今年のテーマはバイオテクノロジー [France]
東京・恵比寿にある日仏会館で開催されたフランス留学フェアへ参加。
フランスというと、フランス語をこよなく愛し英語を話さない国、という印象だろう。現在のフランスでは、英語のみで入学から卒業できる大学院なども多くなっており、英語教育に力を入れ始めている。
フランスには日本が好きな人も多く、日本で学びたいフランスの学生も多いらしい。また、フランス政府も日本の学生の獲得に積極的だ。各種の奨学金も用意されているようで、場合によってはフランス政府のサポートで勉強ができることもあると聞く。フランスの先生によると応募が少なく競争率が低いものもあるらしい。
最近の奨学金の中には、フランスだけではなく、EU各国の大学で学ぶような仕組みも準備されているようで、私も若ければEUで学べる学校に応募して留学したいものだ。
欧州各国に友人ができたら、それこそ生涯の宝物ではないか。友人を通して各国の文化を楽しめるだけでも、人生の楽しみが数倍は増えると思う。
ライフサイエンスの分野ならば有名なパスツール研究所や世界の大手製薬企業サノフィ・アヴェンティス社を有する。車ならばルノーだろうか。他の産業はあまり良く知らないが、大学と産業界の関係は日本よりもかなり進んでおり、リンクも強いようだ。そうなると、キャリアを考える上でいろいろとチャンスがありそうだ。
ひとつ気になっているのは、我々日本人側の問題。多くの日本人が海外で勉強しなくなってきていると聞く。この留学フェアでも日本人学生の参加者の数が非常に少なかった。フランス人の大学の先生方もこの話題を話していた。
日本人の学生が海外にあまり興味が無いのは、日本だけの話題ではなく、世界的に知らるような現象のようだ。近隣のアジアの国々と全く異なる現象。確かに、私たちも学生にファンドを付けてあげると言っても、学生は何らかの理由をつけて(忙しいなど)海外へでるのを断る。
とても不思議な現象。
たしかに海外に出るのはたいへん。
それでも知りたい、見てみたい、純粋な好奇心は私たちの原動力。
先日のTwitterの話題で 好奇心とDRD4-7R遺伝子の話題があったが、日本のこの現象は、遺伝子の話ではなく社会現象。今後も注目していきたい。
さて堅い話はこれぐらいにして、日仏会館でフランスのスイーツを頂いたので、近々アップしたい。
あまりうまく撮れなかったが、メニューはこんな感じだ。
関連サイト
・ フランス高等機関 留学の手引き
・ フランス政府留学局・日本支局
・ 在日フランス大使館
たしかに、海外に出て生活するのは大変です(^^ゞ
大変な分だけ、得られる物は多いのですが・・・。
「苦労は買ってでもする」っていうのは、もう古い話なのでしょうか。
by soraaane (2010-11-01 11:18)
思い切って動いてみると、本当に発見がありますね。
by Ran-chan (2010-11-09 00:14)