映画　第九地区を見る　＋ゆるネタ：ネタ帖のたね　バイオな日々：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

Twitter 今日の話題（大発見？） ..｜リラックスねた－ペンギン散歩　サイエンス.. ブログトップ

映画　第九地区を見る　＋ゆるネタ　[徒然なるままに] [編集]

第九地区

ヨハネスブルグに、謎の巨大宇宙船が。しかし地上に降りたエイリアンは自分の船に戻れなくなり、第九地区と呼ばれる場所に隔離される。エイリアンは差別され、南アフリカの人種差別政策を彷彿させる。エイリアンは、実はとても高い科学技術を持ち、虐げられながらも時期を待つ・・・

映画の撮り方が面白いと感じる。アパルトヘイトと重ねるところや、映画そのものがルポタージュ（フランス語reportage　現地報告）のような部分と、映画のドラマの部分とが交錯させならが映画に引き込まれてゆく。弱いエイリアンも初めて観た。
ただ戦いの場での血しぶきの表現はどぎつく、決して子供には見せてはいけないような・・・　・

エイリアンは、どうも海老に似ているようだが、本当に生きているように撮ることができるんだね。
改めてコンピュータグラフィックスの技術に感心する。

They are not welcome.　彼らは歓迎されてない。
They are not accepted.　彼らは、受け入れてもらえない。

この映画で取り上げられている課題は現代でも同じ。エイリアンに重ねながらも、

人種の違い
宗教の違い
職種の違い
持つものと持たないものの違い
「平家にあらずんば人にあらず」

国際問題が毎日取り上げられる中で、海外の人々とどう接していくのか、
また閉塞する日本へ新たな価値を創造するためにはどうすればよいのか？

ひとつの答えは、近隣の国々から謙虚に学ぶことではないか。
海外の人々を通して、積極的に多様な価値観を受け入れる必要があるだろう。

待ったなしの問題を改めて考えさせられる。