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今週の明るい話題: アンブリセンタン、ペラミビル [ちょいと明るい話題]

今週の明るい話題は、2009年7月16日の日経産業新聞で取り上げられたGSKのアンブリセンタンだ。

この薬は肺性高血圧症という難病に対する薬剤だ。肺性高血圧症という病気は、患者さんの数が少ない希少疾患で、重症の患者さんには肺移植しか方法がない。移植までの間の治療は、やはりGSKの製品でフローランというお薬がある。専用ポンプで静脈に持続注入するタイプだ。

フローランのお陰で、多くの患者の皆さんが移植までの間の命をつないでいると聞く。このような難病に対する取り組みは、製薬企業の重要な使命だと思う。今回のお薬は錠剤とのことなので、患者さんにとっては服用しやすく、日常の負担を大きく軽減することが期待できる。年内に申請とのことである。

次は、2009年7月18日の日経新聞が取り上げていた塩野義製薬のインフルエンザ治療薬の話題。

最終的な臨床試験を終え、よい結果が得られたとのこと。インフルエンザ治療薬で日本で利用できる薬は、ロシュのタミフルとGSKのリレンザだ。これらはどちらも外国の製品で、今回の塩野義のペラミビルは国産の薬だ。インフルエンザ薬は、輸入に頼ってきた現状を考えると明るいニュースだ。

タグ:治療薬
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