ES細胞臨床のステージに 第二弾 [ふーん なるほどサイエンス]
2009年7月13日は、キリンとサントリーの経営統合の話題を取り上げたいところだが、ここでは日経新聞のES細胞臨床入り第二弾の記事を紹介したい。
再生医療ではシート化技術で先端を行く東京女子医大の岡野先生のグループの細胞シート化技術(東京女子医大発ベンチャー・セルシード)を利用したニュースだ。
フランス側で、ES細胞から作った心筋細胞をシート化し、移植以外の方法がない心不全の患者さんを対象に臨床研究を行うとのこと。これは注目したい臨床研究である。
同じ日経の紙面には、iPS細胞の作製効率や安全性に関して、スペインで開催中の国際肝細胞研究学会で発表された記事が先のES細胞の記事よりも大きな見出しで掲載されていた。安全性基準が今後の課題。
もうひとつ興味深かったのは、同じ紙面でiPS細胞を短期間で作れる培養キットを近く発売するアイピーアイエン社の記事もあわせて掲載していたところである。
山中先生がiPS細胞を世界に広めてくれたから、自分たちはこの事業をやるというチャッカリしたベンチャーのコメントがおかしかった。
再生医療ではシート化技術で先端を行く東京女子医大の岡野先生のグループの細胞シート化技術(東京女子医大発ベンチャー・セルシード)を利用したニュースだ。
フランス側で、ES細胞から作った心筋細胞をシート化し、移植以外の方法がない心不全の患者さんを対象に臨床研究を行うとのこと。これは注目したい臨床研究である。
同じ日経の紙面には、iPS細胞の作製効率や安全性に関して、スペインで開催中の国際肝細胞研究学会で発表された記事が先のES細胞の記事よりも大きな見出しで掲載されていた。安全性基準が今後の課題。
もうひとつ興味深かったのは、同じ紙面でiPS細胞を短期間で作れる培養キットを近く発売するアイピーアイエン社の記事もあわせて掲載していたところである。
山中先生がiPS細胞を世界に広めてくれたから、自分たちはこの事業をやるというチャッカリしたベンチャーのコメントがおかしかった。
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