今週のバイオな明るい話題 ワクチン6,000万人分の確保のニュース＆2700億円の助成

2009年9月4日日経新聞夕刊。新型インフルエンザに対して6,000万人分の確保ができる見込みであると、舛添厚労相が発表されたとのこと。

日本は自分でも技術的には生産できるが輸入に頼っている。また輸入ワクチンの安全性の確認の必要性、ワクチン提供企業から出ている免責などなど今後の課題も多い。

私たち一般市民もマスコミの報道に右往左往しないように、多少はワクチンに関する知識を持ち、科学の眼で落ち着いて判断できるようになりたいものだ。


例の2700億円・・・
2009年9月5日の日経によると、ついに2700億円の助成先が決まったようだ。この助成金に関してはこのブログでも何度も取り上げたが、採択された対象者は・・・、バイオ関連では、iPS細胞の山中先生、再生医療の岡野先生、脳科学の岡野先生、自然免疫の審良（あきら）先生だ。予想通りか。

その他の分野はあまりよくわからないが、島津製作所の田中耕一氏を筆頭に有名な方々が採択されたようだ。少しはあまり知られていないような新人も選ばれるのかと思ったが。

記事によると、政権がかわったことから今後の運用では曲折も予想されるとのこと。まだしばらくは落ち着かない話題だ。

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