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明るい話題:発症したら とても痛い帯状疱疹 痛みの原因にヒントか [ふーん なるほどサイエンス]

帯状疱疹というのは、ヘルペスウイルスの仲間VZVというウイルスが神経に潜伏することで起こる病気だ。体の調子が悪くなって免疫の力が弱くなってくると、神経細胞に閉じ込められていたウイルスが開放されて悪さをする。

帯状疱疹は非常に痛い。私も帯状疱疹になったことがあるが、帯状に水泡ができて、水泡がある一帯が痛くなる。しかしいったい何故痛くなるのだろう?ずっと疑問に思っていた。その痛みの原因の手がかりを、富山大学と理化学研究所の研究者たちが見つけた。

帯状疱疹になると各種の抗体が体内に作られるが、ある種の抗体がBNDFというわれる神経を成長させる物質に反応するらしい。試験管の実験では、この抗体があると細胞を成長させることが確認できてた上、マウスで痛みの反応を引き起こすことができたらしい。

人での研究はこれからだが、帯状疱疹の痛みを止める薬の開発につながるかもしれない。

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(2009年12月18日米ウイルス額雑誌。同日、日経夕刊)
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