インドの旅16 デリー空港での経験 警備が厳しい! 090923 18:30 [India]
デリー空港まで車で送って頂く。いよいよインドの旅も終わりに近づいた。空港の入り口には銃を持った兵士が警備をしていた。空港に入ろうとしたところ、飛行機の3時間前でないと入れないという。
早くチェックインして空港のラウンジを利用したいから入れてくれと説明したが、今度は上司も出てきて駄目だという。ちなみの私のフライトは翌朝3時だ。飛行機の予約が混んでいたことと、Air Chaina に1度乗ってみたかったため、こんな時間のフライトになってしまった。Air China の国際便は初めてなので楽しみだが、これから6時間近くどうするかが問題だ。
デリーの国内線でもそうだったのだが、空港の入り口の前には誰でも利用できるラウンジが作ってあった。レストラン、バー、みやげ物売り場と椅子が用意されている。椅子の数はかなりありそうだ。ビールを飲みながら眺めていると、久しぶりに日本語を話す観光客を見かける。
ラウンジの入り口
ラウンジの様子
荷物を離れてみやげ物売り場を見ていると、じっとこちらを見ている人がいることに気がつく。少し心配になり荷物の場所まで戻ることに。
こんな調子で夜中の12時まで待つことになるとは・・・全くの想定外だった。
夜は長い・・・
早くチェックインして空港のラウンジを利用したいから入れてくれと説明したが、今度は上司も出てきて駄目だという。ちなみの私のフライトは翌朝3時だ。飛行機の予約が混んでいたことと、Air Chaina に1度乗ってみたかったため、こんな時間のフライトになってしまった。Air China の国際便は初めてなので楽しみだが、これから6時間近くどうするかが問題だ。
デリーの国内線でもそうだったのだが、空港の入り口の前には誰でも利用できるラウンジが作ってあった。レストラン、バー、みやげ物売り場と椅子が用意されている。椅子の数はかなりありそうだ。ビールを飲みながら眺めていると、久しぶりに日本語を話す観光客を見かける。
ラウンジの入り口
ラウンジの様子
荷物を離れてみやげ物売り場を見ていると、じっとこちらを見ている人がいることに気がつく。少し心配になり荷物の場所まで戻ることに。
こんな調子で夜中の12時まで待つことになるとは・・・全くの想定外だった。
夜は長い・・・
インドの旅15 CSIR 訪問 インドの科学はいかに? 090923 16:00 [India]
CSIR(Council of Scientific and Industrial Research)を訪問する。
この組織は日本の産業総合研究所(昔の経済産業省の工業技術院)に相当するインドの組織だ。
すでにパテント出願では世界一、論文の投稿も世界水準のトップ機関である。
CSIRではその概略を伺い、インドの科学技術政策の全体像を話して頂く。インドでは、1940年代の科学の中心であった原子力、1950年代の世界の中心であった宇宙産業、それに食料研究、バイオ・ナノなどに力を入れているとのこと。
ここの研究者への道に関して質問したところ、PhDをとった後ポスドクを経験していること、かつ著名な雑誌に複数投稿していることが最低条件とのことで、かなりハードルは高そうだ。インドの学生へインターンシップなどの可能性があるのか聞いたところ、2年間のスカラーシップ付きのものが用意されているとのことであった。ただ、競争率が非常に高いので、こちらも高いハードルだ。
短期のインターンシップに関しては、可能性はあるのでアプローチしてみて欲しいとのことであった。発展途上国のパワーを悩みを学べるよいチャンスかもしれない。加えて、今後の自分の生き方へのヒントも得られるかもしれない。
CSIRのサイトはここをクリック
夕暮れ時のデリーの交通渋滞は普通ではない。3車線が5車線になることある。案の定、途中で交通事故が発生して、さらに渋滞を悪化させていた。最後の訪問先が終わったのでデリー空港へ。
この組織は日本の産業総合研究所(昔の経済産業省の工業技術院)に相当するインドの組織だ。
すでにパテント出願では世界一、論文の投稿も世界水準のトップ機関である。
CSIRではその概略を伺い、インドの科学技術政策の全体像を話して頂く。インドでは、1940年代の科学の中心であった原子力、1950年代の世界の中心であった宇宙産業、それに食料研究、バイオ・ナノなどに力を入れているとのこと。
ここの研究者への道に関して質問したところ、PhDをとった後ポスドクを経験していること、かつ著名な雑誌に複数投稿していることが最低条件とのことで、かなりハードルは高そうだ。インドの学生へインターンシップなどの可能性があるのか聞いたところ、2年間のスカラーシップ付きのものが用意されているとのことであった。ただ、競争率が非常に高いので、こちらも高いハードルだ。
短期のインターンシップに関しては、可能性はあるのでアプローチしてみて欲しいとのことであった。発展途上国のパワーを悩みを学べるよいチャンスかもしれない。加えて、今後の自分の生き方へのヒントも得られるかもしれない。
CSIRのサイトはここをクリック
夕暮れ時のデリーの交通渋滞は普通ではない。3車線が5車線になることある。案の定、途中で交通事故が発生して、さらに渋滞を悪化させていた。最後の訪問先が終わったのでデリー空港へ。
インドの旅14 デリー大学にて 090923 14:00 [India]
14:00 知人がデリー大学の教授に会うということなので同行する。
一緒にランチを取る事に。昼食は当然ベジタリアンの食事だ。
野菜スープに始まり、野菜、4種類のカレー、ナン、ライス、デザートはアイスクリームだ。
アイスクリームは我々には危ないと聞いていたのでこれまで一度も食べたことがなかったが、最終日であることと、大学で出るということから、チャレンジすることにした。
大学の研究室を見学させてもらう。
建物・器具は決して新しくはないが、将来構想に関して熱心に話していただく。動物施設も見学した。ここは普通の研究室にない空調が入っていたが、寒いように感じた。動物は集まって暖を取っているように見えた。
動物実験用のオートクレーヴを拝見したところ、動物がいるフロアーとは離れており、少し動線に工夫するとよいのではと感じる。次の知人を訪問するとのことなのでデリー大学を後にする。
ちなみにインドの訪問先の探し方はユニークだ。インドでは地図も持たないで現地に出かけて、周りの人や車に乗車している人に質問をして行き先を探し出していた。また聞かれたほうも、親切に案内するのがいいところだ。
一緒にランチを取る事に。昼食は当然ベジタリアンの食事だ。
野菜スープに始まり、野菜、4種類のカレー、ナン、ライス、デザートはアイスクリームだ。
アイスクリームは我々には危ないと聞いていたのでこれまで一度も食べたことがなかったが、最終日であることと、大学で出るということから、チャレンジすることにした。
大学の研究室を見学させてもらう。
建物・器具は決して新しくはないが、将来構想に関して熱心に話していただく。動物施設も見学した。ここは普通の研究室にない空調が入っていたが、寒いように感じた。動物は集まって暖を取っているように見えた。
動物実験用のオートクレーヴを拝見したところ、動物がいるフロアーとは離れており、少し動線に工夫するとよいのではと感じる。次の知人を訪問するとのことなのでデリー大学を後にする。
ちなみにインドの訪問先の探し方はユニークだ。インドでは地図も持たないで現地に出かけて、周りの人や車に乗車している人に質問をして行き先を探し出していた。また聞かれたほうも、親切に案内するのがいいところだ。
インドの旅13 ジャイプールからデリーへ車の旅 090923 7:00 [India]
7:00 ジャイプールの朝は今日も快晴だ。本日はジャイプールからデリーへ車で旅をすることになった。
朝7時のせいか、まだ車の数は少なく最初は快適であった。
途中からPink City Expressway に乗る。これは有料道路だ。
有料道路と普通の道路の区別がよくわからないのだが、知らない間に街に入っている。街に入ると例の大混雑になるものの、道中は広々とした景色が広がるのんびりとしたものだ。面白いのは、馬車なども高速道路を走る(歩く?)ことだ。駱駝も歩いている。
インドでは生き物を殺さないので、野生の牛が道路を歩いている。
道路の中央分離帯でゆっくりと休む牛
牛が道路を走っている
ラクダが大きな荷物を引いている
道路を埋める牛の長蛇の列
働く女性の衣装はカラフルだ
高速道路の支払いは、車の大きさごとに細かく決められているようであった。ドライバーが支払うのを見ると、Rs500札を何度も出していたので、そこそこは掛かるようだ。
PINK CITY EXPRESSWAY の字が見えるだろうか
道中には手作りっぽいモーターインがかなりある。しかし知人によると、ここでの食事は我々は注意したほうがよいとのことであった。
写真左に見えるのがドライブイン
9:30 我々はT.D.C.Midwayという大きめのモーターインに入ることになった。ここでは、チャイを知人にご馳走になった。
車は給油も済ませてデリーへ向かう。給油は店員に入れてもらう方法のようだ。こちらは、何をするにしても世話をしてくれる人が多い。
インドのトラックはほぼ100% BLOW HORN という文字を車に書いている。
12:00 ようやくデリーに到着する。到着と同時に、ひどい交通渋滞だ。
朝7時のせいか、まだ車の数は少なく最初は快適であった。
途中からPink City Expressway に乗る。これは有料道路だ。
有料道路と普通の道路の区別がよくわからないのだが、知らない間に街に入っている。街に入ると例の大混雑になるものの、道中は広々とした景色が広がるのんびりとしたものだ。面白いのは、馬車なども高速道路を走る(歩く?)ことだ。駱駝も歩いている。
インドでは生き物を殺さないので、野生の牛が道路を歩いている。
道路の中央分離帯でゆっくりと休む牛
牛が道路を走っている
ラクダが大きな荷物を引いている
道路を埋める牛の長蛇の列
働く女性の衣装はカラフルだ
高速道路の支払いは、車の大きさごとに細かく決められているようであった。ドライバーが支払うのを見ると、Rs500札を何度も出していたので、そこそこは掛かるようだ。
PINK CITY EXPRESSWAY の字が見えるだろうか
道中には手作りっぽいモーターインがかなりある。しかし知人によると、ここでの食事は我々は注意したほうがよいとのことであった。
写真左に見えるのがドライブイン
9:30 我々はT.D.C.Midwayという大きめのモーターインに入ることになった。ここでは、チャイを知人にご馳走になった。
車は給油も済ませてデリーへ向かう。給油は店員に入れてもらう方法のようだ。こちらは、何をするにしても世話をしてくれる人が多い。
インドのトラックはほぼ100% BLOW HORN という文字を車に書いている。
12:00 ようやくデリーに到着する。到着と同時に、ひどい交通渋滞だ。
インドの旅12 スパイスの魔術師 暖かいおもてなし 090922 21:00 [India]
一日友人の大学で過ごした後、夜は友人の家族のもてなしを受けることになった。
奥様がスパイスの魔術師とのことで、遅い時間だとは思ったが遠慮なく訪問することにする。
まずは最初にコーラを頂く。飲み物は、家庭でもコーラ、オレンジジュース、水が定番だ。
最初に、ケーキのようなスターターを頂く。いきなりデザートかと聞いてみると、どうも主食のひとつのようだった。これに緑色のコリアンダ、白のココナツミルクの調味料、茶色のタルモン(?)をかけて頂く。パンケーキのような感じだ。
次にメインのDhal(ダール:豆のカレー)とココナツのカレー(白いカレー)を出して頂く。このダールは、食べた瞬間に「美味い」と思わず言葉が出てしまった。野菜でこのような美味しいものが作れるというのだから本当に驚きだ。これは何杯もお代わりをお願いしてしまう。さすがはスパイスの魔術師。
次に出して頂いたのは、いわゆるカレーということであった。インドでは、それぞれのカレーに料理の名前がついており、普通はカレーとは言わないとのこと。
ただホームjメードで、それぞれの家庭にカレーというメニューがあるとのことであった。これがまた美味しい。ライスはインディカ米に様々なものが混ぜられてる。わかったのは干しブドウだけだったが、様々な味が楽しめる嬉しい一品だ。
主食には、Idli(イダリ、上の白いパン)とよばれる蒸しパンの一種を頂く。チャパティは自宅では作らないとのことであった。大阪人が「たこ焼き器」を持っているように、インドの人は自宅にタンドルがあるのかと思って質問をしたところ思わぬ答えが帰ってきた。
「チャパティ」は製粉が粗いので消化に悪いとのことである。そんなものかと思いながら、自家製のIdliを頂く。スパイス料理に入れたり、コリアンダを乗せたり、カレーにイドリそのうえにコリアンダを乗せてみたり、その場でいろんな楽しみ方があるのだ。
さて、信じられないような味のVegitarian料理を堪能した後はデザートだ。
本日作って頂いたデザートは、ミルクで作ったスポンジ様のデザート(グラスグッラ?)だ。インドのデザートはとにかく甘い。これもそうであったが、ミルクの風味と甘さで不思議な味であった。友人の最も好きなデザートとのこと。
もう一つのデザートにフルーツが出される。インドではフルーツに気をつけるように言われていたので一瞬ためらったが、今回は頂くことにした。面白いことにフルーツにもスパイスが使われていた。さらにアイスクリームを出して頂くが、こちらのほうは辞退することにした。
友人の家のシェフである奥様方は、数百種類のスパイスを使うことができるとのこと。インドでは誰でも40種類ぐらいは頭に入っており利用されているとのことであった。
Vegitarian料理に関しては、いったいどのような食べるものがあるのかと思っていたが、食べてみて本当に驚きだ。野菜も非常に多様で、それにスパイスを組み合わせると無限のレシピがあるのだろう。奥の深さに驚かされる。
また料理の給仕は子供たちがやってくれた。日本の子供で、お客さんの接待をできる子がどれだけいるだろうか?
すばらしい夕食の後は、インドのしきたりなどを教えて頂いた後に、プレゼントまで頂きホテルまで送って頂いた。インドでは、すっかりベジタリアンの生活だが 夜のビールだけは我慢できない。
ホテルに戻って今夜もBarでビールを飲む。
楽しい一日を振り返りながら、今宵も酔いの彼方へ。
奥様がスパイスの魔術師とのことで、遅い時間だとは思ったが遠慮なく訪問することにする。
まずは最初にコーラを頂く。飲み物は、家庭でもコーラ、オレンジジュース、水が定番だ。
最初に、ケーキのようなスターターを頂く。いきなりデザートかと聞いてみると、どうも主食のひとつのようだった。これに緑色のコリアンダ、白のココナツミルクの調味料、茶色のタルモン(?)をかけて頂く。パンケーキのような感じだ。
次にメインのDhal(ダール:豆のカレー)とココナツのカレー(白いカレー)を出して頂く。このダールは、食べた瞬間に「美味い」と思わず言葉が出てしまった。野菜でこのような美味しいものが作れるというのだから本当に驚きだ。これは何杯もお代わりをお願いしてしまう。さすがはスパイスの魔術師。
次に出して頂いたのは、いわゆるカレーということであった。インドでは、それぞれのカレーに料理の名前がついており、普通はカレーとは言わないとのこと。
ただホームjメードで、それぞれの家庭にカレーというメニューがあるとのことであった。これがまた美味しい。ライスはインディカ米に様々なものが混ぜられてる。わかったのは干しブドウだけだったが、様々な味が楽しめる嬉しい一品だ。
主食には、Idli(イダリ、上の白いパン)とよばれる蒸しパンの一種を頂く。チャパティは自宅では作らないとのことであった。大阪人が「たこ焼き器」を持っているように、インドの人は自宅にタンドルがあるのかと思って質問をしたところ思わぬ答えが帰ってきた。
「チャパティ」は製粉が粗いので消化に悪いとのことである。そんなものかと思いながら、自家製のIdliを頂く。スパイス料理に入れたり、コリアンダを乗せたり、カレーにイドリそのうえにコリアンダを乗せてみたり、その場でいろんな楽しみ方があるのだ。
さて、信じられないような味のVegitarian料理を堪能した後はデザートだ。
本日作って頂いたデザートは、ミルクで作ったスポンジ様のデザート(グラスグッラ?)だ。インドのデザートはとにかく甘い。これもそうであったが、ミルクの風味と甘さで不思議な味であった。友人の最も好きなデザートとのこと。
もう一つのデザートにフルーツが出される。インドではフルーツに気をつけるように言われていたので一瞬ためらったが、今回は頂くことにした。面白いことにフルーツにもスパイスが使われていた。さらにアイスクリームを出して頂くが、こちらのほうは辞退することにした。
友人の家のシェフである奥様方は、数百種類のスパイスを使うことができるとのこと。インドでは誰でも40種類ぐらいは頭に入っており利用されているとのことであった。
Vegitarian料理に関しては、いったいどのような食べるものがあるのかと思っていたが、食べてみて本当に驚きだ。野菜も非常に多様で、それにスパイスを組み合わせると無限のレシピがあるのだろう。奥の深さに驚かされる。
また料理の給仕は子供たちがやってくれた。日本の子供で、お客さんの接待をできる子がどれだけいるだろうか?
すばらしい夕食の後は、インドのしきたりなどを教えて頂いた後に、プレゼントまで頂きホテルまで送って頂いた。インドでは、すっかりベジタリアンの生活だが 夜のビールだけは我慢できない。
ホテルに戻って今夜もBarでビールを飲む。
楽しい一日を振り返りながら、今宵も酔いの彼方へ。
インドの旅11 ラジャスタン郷土料理 090921 20:00 [India]
本日も大学で話をする。一昨日と同様にデコに赤い印(ビンディというらしい)をつけてもらう。
ビンディに加えて、頭から花びらを振りかけて頂く。
さて大学のお昼はこんな感じだ。上部は大きなテントになっており、日陰を作っている。
手前ではタンドリーで能率よくチャパティを焼いている。
Jaipur Lunch
ベジタリアンの食事にもすっかりなじんでしまった。チャパティは食べかけの写真で失礼。
チャパティは、右手だけでちぎって料理に付けて食べる。
Jaipur Lunch
学生は大学の入り口に粉を使って花飾りを作っていた。
ラジャンスタン地方の伝統的な料理を出すレストランへ連れて行って頂く。
ここは屋外のテーブルか、小さな小屋の中で頂く。
料理ができるまでは、屋外でまずスープを頂く。トマトスープを注文したところ、スパイシーでなかなかなもの。いわゆる我々が日本のレストランで頂くものとは異なるもので、味わい深いものであった。
その後は、余興が催されており、そこで時間をつぶす。
バイオリンの一種の楽器に合わせて少年が円舞する。少年は我々を順番に踊りに誘う。我々は、照れながらも参加する楽しみにより心が打ち解ける。お礼にいくらぐらい払うのかと聞いたところ、一曲でps100ほどとのことだ。
不思議な楽器で見事に演奏する地元の奏者。
次の余興は人形ダンスだ。
軽快な太鼓のリズムに合わせて、不思議が口笛とともに人形が踊る。踊りにはバリエーションがあって、面白いのは首が勝手にどこかへ飛んでいってしまう踊りだ。これは思わず笑ってしまう。もうひとつは、はっと驚かされるもので、これは実際にその場で楽しまれたらよいと思う。
余興を楽しんでいると、部屋の準備ができたことが告げられ一同暗い庭を移動する。周りでは、薄暗い照明の中で、食事をしているグループがあった。私たちは、円形の造りの部屋を予約して頂いていた。部屋の中には、すでにテーブルが用意されており、胡坐をかいて座るタイプだ。
まず、塩味のヨーグルトがカップで出される。飲んでみると意外と美味しい。
その後は、各種のベジタリアン・ディッシュが4種類ほど出される。中にはぜんまいに似た細い茶色のものもあった。チャパティがかなり塩辛い。塩辛いのは苦手なので、これには困った。うっかりとメニューの写真を忘れたのだが、スパイスの強さも適度でとても味わい深いものであった。右の金属製のコップに塩味のヨーグルトが入っている。
Jaipur Dinner
給仕はこんな感じで男性が担当している。
忙しい中、郷土料理のレストランへ招待してくれた友人達に感謝。
ただホテルの戻ってから、やはりビールを飲んでしまった。食事と一緒に飲めたらさぞかしよかろうと思うが、それではベジタリアンの食事ではないのだろう。ベジタリアンにはビールは禁断だが、私たちにはささやかな楽しみだ。
ビンディに加えて、頭から花びらを振りかけて頂く。
さて大学のお昼はこんな感じだ。上部は大きなテントになっており、日陰を作っている。
手前ではタンドリーで能率よくチャパティを焼いている。
Jaipur Lunch
ベジタリアンの食事にもすっかりなじんでしまった。チャパティは食べかけの写真で失礼。
チャパティは、右手だけでちぎって料理に付けて食べる。
Jaipur Lunch
学生は大学の入り口に粉を使って花飾りを作っていた。
ラジャンスタン地方の伝統的な料理を出すレストランへ連れて行って頂く。
ここは屋外のテーブルか、小さな小屋の中で頂く。
料理ができるまでは、屋外でまずスープを頂く。トマトスープを注文したところ、スパイシーでなかなかなもの。いわゆる我々が日本のレストランで頂くものとは異なるもので、味わい深いものであった。
その後は、余興が催されており、そこで時間をつぶす。
バイオリンの一種の楽器に合わせて少年が円舞する。少年は我々を順番に踊りに誘う。我々は、照れながらも参加する楽しみにより心が打ち解ける。お礼にいくらぐらい払うのかと聞いたところ、一曲でps100ほどとのことだ。
不思議な楽器で見事に演奏する地元の奏者。
次の余興は人形ダンスだ。
軽快な太鼓のリズムに合わせて、不思議が口笛とともに人形が踊る。踊りにはバリエーションがあって、面白いのは首が勝手にどこかへ飛んでいってしまう踊りだ。これは思わず笑ってしまう。もうひとつは、はっと驚かされるもので、これは実際にその場で楽しまれたらよいと思う。
余興を楽しんでいると、部屋の準備ができたことが告げられ一同暗い庭を移動する。周りでは、薄暗い照明の中で、食事をしているグループがあった。私たちは、円形の造りの部屋を予約して頂いていた。部屋の中には、すでにテーブルが用意されており、胡坐をかいて座るタイプだ。
まず、塩味のヨーグルトがカップで出される。飲んでみると意外と美味しい。
その後は、各種のベジタリアン・ディッシュが4種類ほど出される。中にはぜんまいに似た細い茶色のものもあった。チャパティがかなり塩辛い。塩辛いのは苦手なので、これには困った。うっかりとメニューの写真を忘れたのだが、スパイスの強さも適度でとても味わい深いものであった。右の金属製のコップに塩味のヨーグルトが入っている。
Jaipur Dinner
給仕はこんな感じで男性が担当している。
忙しい中、郷土料理のレストランへ招待してくれた友人達に感謝。
ただホテルの戻ってから、やはりビールを飲んでしまった。食事と一緒に飲めたらさぞかしよかろうと思うが、それではベジタリアンの食事ではないのだろう。ベジタリアンにはビールは禁断だが、私たちにはささやかな楽しみだ。
インドの旅10 ピンクシティ・ジャイプール観光2 Sun 20 Sep 2009 [India]
Amber Fort の後は、City Palace を見学する。
City Palace, Jaipur
ここはPinck City を象徴するかのように、
オレンジがかったピンクと白のコントラストがとても美しい。
オレンジの石はピンクストーン、白は大理石とのことだった。
City Palace, Jaipur
Silver Jar of Diwan-i-Khas, City Palace, Jaipur
一緒に写真を撮ってやると言われたが、写真代を要求されそうなので そそくさとその場を去る。
Moon Palace, City Palace, Jaipur
ガイドをしてくれた人に音声案内を借りてもらったが、ヘッドホンが汗のためにべたついて、あまり気持ちのよいものではなかった。暑い季節はヘッドホン型のイヤホンも考えもの。イヤホンは自分で持参すべき。
ここでは敷地内でパペットショウをやっていた。ここのパペットは動きがスムーズでなかなかのできであった。うっかり間違ってCity Palace敷地外に出たところで、例のコブラを操る蛇使いがいた。
蛇使いはコブラを平気で触っていた。生きたコブラの大道芸は初めてだったので少し驚く。ただ、大道芸などは写真に撮ると お金を要求されるので、そのつもりがない時は注意が必要だ。
夜は、歓迎会をしてくださるとのことなので、あまり遅くならないようにホテルに戻る。
歓迎会は、訪問先の女子大学の庭で料理(もちろんベジタリアン料理)をご馳走になる。飲み物は、コーラ・オレンジジュース・水だ。話によると大学のスタッフ並びに学生は全員ベジタリアンとのこと。もちろん、アルコールの類も飲まないとのことであった。
ベジタリアン料理は美味しかったが、飲み物がコーラというのは少し辛かった。暑かったのでビールを心待ちに。多くの人々が招待されていて、今回知り合ったインドの研究所の方と各種の話題で盛り上がる。ホテルに戻ったら、まっすぐにBarへ出かけてビールを頂く。
本日は一日中ビジネスシューズで歩いたためか足が痛くなる。
City Palace, Jaipur
ここはPinck City を象徴するかのように、
オレンジがかったピンクと白のコントラストがとても美しい。
オレンジの石はピンクストーン、白は大理石とのことだった。
City Palace, Jaipur
Silver Jar of Diwan-i-Khas, City Palace, Jaipur
一緒に写真を撮ってやると言われたが、写真代を要求されそうなので そそくさとその場を去る。
Moon Palace, City Palace, Jaipur
ガイドをしてくれた人に音声案内を借りてもらったが、ヘッドホンが汗のためにべたついて、あまり気持ちのよいものではなかった。暑い季節はヘッドホン型のイヤホンも考えもの。イヤホンは自分で持参すべき。
ここでは敷地内でパペットショウをやっていた。ここのパペットは動きがスムーズでなかなかのできであった。うっかり間違ってCity Palace敷地外に出たところで、例のコブラを操る蛇使いがいた。
蛇使いはコブラを平気で触っていた。生きたコブラの大道芸は初めてだったので少し驚く。ただ、大道芸などは写真に撮ると お金を要求されるので、そのつもりがない時は注意が必要だ。
夜は、歓迎会をしてくださるとのことなので、あまり遅くならないようにホテルに戻る。
歓迎会は、訪問先の女子大学の庭で料理(もちろんベジタリアン料理)をご馳走になる。飲み物は、コーラ・オレンジジュース・水だ。話によると大学のスタッフ並びに学生は全員ベジタリアンとのこと。もちろん、アルコールの類も飲まないとのことであった。
ベジタリアン料理は美味しかったが、飲み物がコーラというのは少し辛かった。暑かったのでビールを心待ちに。多くの人々が招待されていて、今回知り合ったインドの研究所の方と各種の話題で盛り上がる。ホテルに戻ったら、まっすぐにBarへ出かけてビールを頂く。
本日は一日中ビジネスシューズで歩いたためか足が痛くなる。
インドの旅9 ピンクシティ・ジャイプール観光1 090920 9:00 [India]
本日は朝9時から観光だ。
最初に Birla Mandir を訪問する。時間より少し早くタクシーの迎えがやってくる。
ここはビルラー家が作ったというヒンズー教の寺院だ。白い大理石でできた建物とステンドガラスの組み合わせは美しいものであった。
見学には、靴を脱いで入る。入り口で金属センサーにチェックを受ける。音がなるのにそのまま入れという。見た目で危ないかどうか判断しているのだろうか。
Birla Mandir, Jaipur
次の見学は、風の宮殿といわれるHawa Mahal だ。ドライバーが車から見れるようにゆっくり走ってくれたが、ドアの窓から見えるのは風の宮殿ではなく、窓にやってくる物乞いの人々であった。これもインドの一つの側面。
仕方がないのでドライバーは次の見学先へ向かう。次はJal Mahal だ。ここは水に浮かぶ不思議な宮殿だ。観光地なので、物乞いの子供たちがやってくる。知人が硬貨を少しあげていた。
Jal Mahal, Jaipur
山に近づくと道路を象(象タクシー)が歩いており、車のスピードは必然的に象のスピードになる。街の道路では、人・自転車・駱駝・ロバ・牛・小型オート三輪・自動車・トラックによるクラクションに満ちた交通戦争だったが、何とものどかな眺めだ。さすがに象が相手の場合は、クラクションを鳴らす人はいないようだ。
Amber Fort (アンベール城)では、多くの人々が見学に来ていた。
山沿いにつくられた城壁は、中国で見た万里の長城を髣髴させる見事な造りである。
Amber Fort, Jaipur
Amber Fort, Jaipur
Gate, Amber Fort, Jaipur
世界で最も美しいといわれるGanesha (ガネーシャ門)。
門といい建物の装飾といいとても美しい。
Ganesha Gate, Amber Fort, Jaipur. The most beautiful gate in the world。
Sohag Mandir, Amber Fort, Jaipur
ソーハグ・マンディルからの庭の眺め・幾何的に美しくデザインされた庭だ。
向こう側はharem(ハレム)だ。
Garden in front of Har
Design, Amber Fort, Jaipur
Design, Amber Fort, Jaipur
Design, Amber Fort, Jaipur
Path, Amber Fort, Jaipur
Path, Amber Fort, Jaipur
普段階段を歩いたりしないので、さすがに頂上に着いたときにはばててしまった。頂上からの眺めも格別で、多くの巡礼の人々がお祈りのために来ていた。男性は男性の、女性は女性の神様にそれぞれ参るとのことで、我々一般観光客とは異なるとこで長蛇の列を作っていた。
Amber Fort, Jaipur
そんな中、突然赤い旗を振った20人ほどに男女が叫び声とともに乗り込んできた。
何事なのかと見ていると、どうも乗り込んできた人々は別の宗教とのことで奇声を上げていた。
最初に Birla Mandir を訪問する。時間より少し早くタクシーの迎えがやってくる。
ここはビルラー家が作ったというヒンズー教の寺院だ。白い大理石でできた建物とステンドガラスの組み合わせは美しいものであった。
見学には、靴を脱いで入る。入り口で金属センサーにチェックを受ける。音がなるのにそのまま入れという。見た目で危ないかどうか判断しているのだろうか。
Birla Mandir, Jaipur
次の見学は、風の宮殿といわれるHawa Mahal だ。ドライバーが車から見れるようにゆっくり走ってくれたが、ドアの窓から見えるのは風の宮殿ではなく、窓にやってくる物乞いの人々であった。これもインドの一つの側面。
仕方がないのでドライバーは次の見学先へ向かう。次はJal Mahal だ。ここは水に浮かぶ不思議な宮殿だ。観光地なので、物乞いの子供たちがやってくる。知人が硬貨を少しあげていた。
Jal Mahal, Jaipur
山に近づくと道路を象(象タクシー)が歩いており、車のスピードは必然的に象のスピードになる。街の道路では、人・自転車・駱駝・ロバ・牛・小型オート三輪・自動車・トラックによるクラクションに満ちた交通戦争だったが、何とものどかな眺めだ。さすがに象が相手の場合は、クラクションを鳴らす人はいないようだ。
Amber Fort (アンベール城)では、多くの人々が見学に来ていた。
山沿いにつくられた城壁は、中国で見た万里の長城を髣髴させる見事な造りである。
Amber Fort, Jaipur
Amber Fort, Jaipur
Gate, Amber Fort, Jaipur
世界で最も美しいといわれるGanesha (ガネーシャ門)。
門といい建物の装飾といいとても美しい。
Ganesha Gate, Amber Fort, Jaipur. The most beautiful gate in the world。
Sohag Mandir, Amber Fort, Jaipur
ソーハグ・マンディルからの庭の眺め・幾何的に美しくデザインされた庭だ。
向こう側はharem(ハレム)だ。
Garden in front of Har
Design, Amber Fort, Jaipur
Design, Amber Fort, Jaipur
Design, Amber Fort, Jaipur
Path, Amber Fort, Jaipur
Path, Amber Fort, Jaipur
普段階段を歩いたりしないので、さすがに頂上に着いたときにはばててしまった。頂上からの眺めも格別で、多くの巡礼の人々がお祈りのために来ていた。男性は男性の、女性は女性の神様にそれぞれ参るとのことで、我々一般観光客とは異なるとこで長蛇の列を作っていた。
Amber Fort, Jaipur
そんな中、突然赤い旗を振った20人ほどに男女が叫び声とともに乗り込んできた。
何事なのかと見ていると、どうも乗り込んできた人々は別の宗教とのことで奇声を上げていた。
インドの旅8 ジャイプールの祭り アクシャラ (Akshara) Sat 090919 19:00 [India]
今日は幸いなことにジャイプールの祭りの日だった。会場は、熱気に満ちており、多くの人々が伝統芸能であるスティックを巧みに使った踊りを楽しんでいた。スティックは、相手と打ち合ったり、全員で合わせたり、やってみると結構むずかしい。他者との呼吸があわないとスティックをうまく使えない。
フェスティバルの会場入口
そんな中突然、「ナマシカ (ヒンディー語の「こんにちは」という挨拶」の一声とともに、周りから大きな歓声が起こった。インドで有名なAkshara(Hina Khan) というTV女優さんの登場である。Aksharaさんの写真は、上記写真のゲートの右端。
友人の学校の学生の皆さんも団体で参加しており、
「Akshara!Akshara!! Akshara!!!・・・」
というAksharaコールとともに、Aksharaさんが話しかける度に大きな歓声を上げていた。音楽とともに学生も一生懸命練習していた伝統ダンスを皆で楽しんでいた。筆者も中に混じって練習してみた。インドの伝統舞踊と伝統音楽にはとても興味があるので、ぜひともDVDを見つけて拝見したいものだ。
学生の皆さんの踊り
ジャイプールでの最初の一日は、このような調子で終わる。明日は朝9時から観光ツアーだ。
フェスティバルの会場入口
そんな中突然、「ナマシカ (ヒンディー語の「こんにちは」という挨拶」の一声とともに、周りから大きな歓声が起こった。インドで有名なAkshara(Hina Khan) というTV女優さんの登場である。Aksharaさんの写真は、上記写真のゲートの右端。
友人の学校の学生の皆さんも団体で参加しており、
「Akshara!Akshara!! Akshara!!!・・・」
というAksharaコールとともに、Aksharaさんが話しかける度に大きな歓声を上げていた。音楽とともに学生も一生懸命練習していた伝統ダンスを皆で楽しんでいた。筆者も中に混じって練習してみた。インドの伝統舞踊と伝統音楽にはとても興味があるので、ぜひともDVDを見つけて拝見したいものだ。
学生の皆さんの踊り
ジャイプールでの最初の一日は、このような調子で終わる。明日は朝9時から観光ツアーだ。
インドの旅7 思わぬ大歓迎-新聞に出てしまう 090919 10:00 [India]
せっかくJaipurに来たのだからと、友人の依頼で友人の学校で学生に少し話すことになった。
内容は十分に準備する時間がなかったのだが、どうやって将来のキャリアをデザインするのがよいのか自分なりの意見を述べることにした。それはさておき、学校に到着すると、サリーを着た女性が待機しており、いきなり額の中心に赤い印を付けられ、首には美しい黄色の花輪を付けられて、おまけにフラッシュを浴びることになった。
いったい何事が起こったのかと呆然としていると、中へ通されてこのしきたりに関して話をしてもらった。よいことや、何かするときには、この赤い印をつけるとのこと。確かに多くのインドの人々の額には赤い印が付いている。これには、きちんとした伝統に基づく理論があるとのこと。どうもこの赤い色の成分を通して、頭に刺激を入れるようだ。
インドのしきたりに加えて さらに私が何が驚いたかというと、私がインドの新聞に出てしまったことだ。何が書いてあるのか読めないのでわからないのだが、喜んだらいいのか、困ったらいいのか、どうしたらいいのか、とても恥ずかしい不思議な気持ちである。
ところで学生に関してであるが、インドの学生は質問を次から次に出してくる(友人の大学は女子大学であるが)。非常に熱心に勉強していることが伝わる。インドの英語は実は苦手で あまりよくわからないのだが、そんな私に一生懸命説明してくれる。将来に関する建設的な考え方と情熱に、我々日本人が忘れかけているものを感じる。
内容は十分に準備する時間がなかったのだが、どうやって将来のキャリアをデザインするのがよいのか自分なりの意見を述べることにした。それはさておき、学校に到着すると、サリーを着た女性が待機しており、いきなり額の中心に赤い印を付けられ、首には美しい黄色の花輪を付けられて、おまけにフラッシュを浴びることになった。
いったい何事が起こったのかと呆然としていると、中へ通されてこのしきたりに関して話をしてもらった。よいことや、何かするときには、この赤い印をつけるとのこと。確かに多くのインドの人々の額には赤い印が付いている。これには、きちんとした伝統に基づく理論があるとのこと。どうもこの赤い色の成分を通して、頭に刺激を入れるようだ。
インドのしきたりに加えて さらに私が何が驚いたかというと、私がインドの新聞に出てしまったことだ。何が書いてあるのか読めないのでわからないのだが、喜んだらいいのか、困ったらいいのか、どうしたらいいのか、とても恥ずかしい不思議な気持ちである。
ところで学生に関してであるが、インドの学生は質問を次から次に出してくる(友人の大学は女子大学であるが)。非常に熱心に勉強していることが伝わる。インドの英語は実は苦手で あまりよくわからないのだが、そんな私に一生懸命説明してくれる。将来に関する建設的な考え方と情熱に、我々日本人が忘れかけているものを感じる。